12月24日に、昭島のJEOLを訪問、決算と中期見通しに関し質疑、併せて新製品や新技術などの展示を見学した。栗原会長、大井社長、以下、IRの皆さんに対応頂いた。
業績動向の議論
決算結果については、既に報告した通りであるが、説明会での質疑の補足で、中国の免税手続き遅れ影響が30億円、今後のリスク要因で円安はプラスだが、部材逼迫、中国手続き、サプライチェーン問題はあり、半導体だけでなく、コネクタやスイッチング電源が不足、ただ、多くが国内である。
「70年目の転進」が具現化、好調である。
見学
見学では、開発棟で、クライオ電顕、リガクとの提携のマイクロED電子回折統合プラットフォーム、NMRを見学。特にマイクロED電子回折は、これで、スプリング8の巨大施設と同じ性能であり、小型で安価、かつ、数時間で確認できるため、今後、需要が増えるだろう。