MOTの集大成であるグラデュエーションペーパーの最終発表会が29日、30日の両日、9時過ぎから19時近くまで開催された。
志のある社会人が、会社の現場で、悩み疑問に思いっている、まさに、日本企業等、あるいは日本社会、世界の資本主義等の問題点を解決したい、ということが発端であり、この場で、その問題点の指摘、その本質、さらには、解決方法の提案等を、各界の一流の専門家や有識者の前で発表し、複眼的な議論を共有したといえよう。
その意味では、この発表会は、むしろ、日本や世界の課題を考える大パネル討論会であるともいえ、その意義は大きい。毎年のテーマや議論を俯瞰し、時系列でみると、課題の移り変わりも見えてくるだろう。