ガバナンス体制強化や経産省等政策、2021年6月のコーポレートガバナンス・コード改訂により、取締役会の実効性確保の観点から、スキルマトリックスの開示に言及されており、採用、公表が増えている。
スキルマトリックスは、取締役が備える知識や経験を一覧にするものである。企業統治助言会社のプロネッドの調査では、東京証券取引所1部(当時)上場で売上高5000億円以上の企業285社を対象に開示状況調査を行った結果、77%に当たる219社がスキルマトリックスを開示、前年(2021年)開示の67社から増えた。同調査では、スキル項目数の平均、具体的な項目名、選定理由やスキルの定義についてまとめている。経営陣の能力示すスキルマトリックス、主要企業の8割で: 日本経済新聞 (nikkei.com)