8月4日ニコン1Q決算オンライン説明会に参加した。徳成CFOがプレゼン、直近、インテルやTSMCの設備投資の下方修正やCHIPS法や米政府の動きもあるタイミングでもあり、多数の質疑があった。
業績1Qは映像上振れを受け、通期予想を売上6200→6250億円、OP500→550億円へ上方修正、精機で上下入りくり、売上250億円、OP50億円分あり。映像上ブレは、円安とマーケティング費用の値引き抑制、ミックス改善。部品調達制約は続き増産が難しい。なお、少し前にマスコミが報じた「一眼レフ撤退」は否定された。
半導体は、インテル等の設備下方修正はあるが、キャンセル等はなく、ファウンドリの上ブレ可能性が減った程度で、他方、中期でCHIPS法のプラス面もあり期待。ASMLやLam等の対中輸出規制に関連して、ニコンにはそういう話は無い模様。