太陽誘電1Q決算説明会が8月3日テレコン開催、佐瀬専務がプレゼン、質疑は増山副社長が適宜参加。市況や業績前提のMLCCに関する細かい質問が多く、インダクタやその他のエルナー関連は無い。
業績
業績1Qは、円安や固定費抑制もあり、売上、OPとも期初想定上振れとのことだが、リスクはあるようで、通期は修正なし。2Qは米スマホも季節性で増え、全体で10-14増だが、複合デバイスが中華スマホ向けに低調で13-17%減。インダクタが36-40%増と強い。
足元の動きはロックダウンの影響で3月以降低調、中華スマホが厳しそう。車等は堅調。MLCC稼働率は、1Qが90→85%、2Q95→85%と下振れ、3Qは90%、4Qは90%へ回復だが従来見通しより低い。流通在庫やBCP在庫は横ばいであり、業界でも在庫調整が遅れている。
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