半導体メーカーの売上R&D費は、今日、15%程度は最低ラインであり、20%が常識である。ファブレス、は20%、IDMもインテル等は20%だ。日本でもルネサスは15%程度となっている。
これに対しは、世界最大のファウンドリ、最先端ノードのビオンド2nmを手掛けるTSMCは10%程度(6000億円)である。SMICやUMCも10%以下であり、ファウンドリは、製造技術のみで、新製品開発はなくソフトそれ程ではなく、多角化や新規事業も無いので、それが通常かと安易に考えていた。
これについて、5nm/7nmなどノード別に粗利率を考え、SMICやUMCの場合と比べることで、分析する。なお、数字は2020-2021年のアニュアルレポートを参考にしている。