為替をどう見る

 円安がついに、145円を突破、150円も視野に入ってきた。これは、以前、マクロ経済は素人ながら、予想した通りである。財務大臣の記者会見、日銀も介入したが、一瞬は円高傾向になったが、流れを変えるまでには至らなかった。円買い介入2.8兆円 過去が示す相場反転の難しさ: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 マスコミや金融専門家は、日米金利差に注目した議論が多いが、長期の経済成長やファンダメンタルズに注目すべきだろう。その中で、経済教室の名古屋大齊藤教授は、金利差と実質為替レートに注目、より、本質的な議論を展開している実質で見る破格の円安 日本経済、「体力」低下著しく: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 中期では、著書「デジタル列島進化論」の中でも、触れているが、「150200円も」ありえ、円安を利用した輸出重視、国内回帰、自給自足、地産地消を強化だと、思う。

 短期的には、日米金利差や日銀のスタンスが重要である。その意味では、日銀総裁人事が鍵だ。