ローム2Q決算~円安とパワー半導体強い

ロームの上期決算説明会が1129時からオンライン開催、松本社長、東専務など。質疑は、市況や業績もさることながら、パワー半導体に関することが多い。

 上期は売上25202599億円、OP390604億円、スマホは厳しく、車載産機が牽引だが、円安効果もかなり大きい。

 通期は売上51005200億円、OP760900億円、と上方修正、為替も115135円、売上の為替感応度は10円で260億円ゆえ、売上は実質下方修正とも言える。

 半導体市況全体は暗雲が立ち込めているが、パワーやアナログは品薄が続き在庫が積めない情勢。通信、スマホやゲーム、アミューズメントは厳しいが、車、産機は予想通りで堅調。車は、日本は部材不足で生産減だが、海外はそうでもないようだ。