MOTの教員として、相手は平均年齢43歳のオッサンが多いが、それでも2年間のうちに成長してくれる社会人学生も多く、本人も俯瞰力や深く考える力がついたとか自覚し、企業側からも、そういう指摘があると、嬉しく、教員冥利につきる。特に、ゼミ指導では、お互い人間力のぶつかり合いであり、こちらも勉強しなくてはいけないが、ボケ防止にも最適だ。
ゼミの場合は、企業派遣が多くなるが、一般でも優秀な方は多く、1年次で、授業やレポートを通し、ゼミに来てほしいという学生も多い。若ゼミは、どうしても人気が多いこともあり、教える学生数に限界もあり、積極的に誘わない。そのため、優秀で来てほしい学生が、一般でも企業派遣でも他のゼミに行く場合もある。それが、立派に成長し、素晴らしいグラデュエーションペーパーを完成すれば、良かったと思うが、成長どころか、おかしくなり、ペーパーも不十分である場合は、残念この上ない。