MOT専攻長として、これまで多くの教授の採用人事に関わってきた。大学の教授の採用人事は、一般公募や学内・専攻内公募、公募によらない方式、等がある。これまで、一般公募もしたが、なかなか、いい人材はおらず、MOTの特殊性(社会人が学生であり、レベルが高い上、講義が双方向の実践的内容が中心で、グラデュエーションペーパー指導や、管理運営もあり、学生集めもある)も含めて難しい。そこで、自身が探す他、紹介や、有力な組織からの推薦が多くなる。将来はOBからもあるだろう。もちろん、何れの場合も、厳正な書類審査や面接、模擬授業等もあり、数多くの委員会を経ることになる。