イェール大学人気講義「天才」のクレイグ・ライト教授著の「天才~『その隠れた習慣』を解き明かす」によれば、当たり前だが、天才と神童は異なる。本著では、天才を「天才とは、精神力が並外れていて、その人独自の業績や見解が、文化や時代を超えて、良くも悪くも社会を大きく変革する人を指す」としており、いわば、イノベーションの定義だ。歴史上、現在のイノベーターも含め、多くの天才は、IQではなく、学校の成績も必ずしも良くは無いようだ。性格は悪く、精神異常者も多いという。共通する特徴は、仕事への姿勢(Lesson1)、立ち直る力(Lesson2)、独創性(Lesson3)、子どものような想像力(Lesson4)、飽くなき好奇心(Lesson5)、情熱(Lesson6)、クリエイティブな不適応(Lesson7)、反逆精神(Lesson8)、越境思考(Lesson9)、通常とは正反対の行動(Lesson10)、準備(Lesson11)、執念(Lesson12)、気晴らし(Lesson13)、集中(Lesson14)という。