失われた30年と云われ、日本の大企業への批判が多い中、2023年1月に、「日本の大企業 成長10の法則 失われなかった30年の経営」という興味深いタイトルの本が出た。しかも、著者は野村證券OBでもある。日本の大企業 成長10の法則 失われなかった30年の経営 | 綱島邦夫 |本 | 通販 | Amazon
同著によると、「日本は、GAFAMやカリスマ経営者が率いる若い企業ではなく、半世紀を超えて成長を止めず増収増益を続けるJ&Jや3M、200年近い歴史を生き残り今も繁栄するP&Gのような会社から学ぶべき点が多いのではないか。2000年以降に大きな成長を遂げた企業、あるいは大きな質的転換を成し遂げた企業は存在するのでしょうか?失われた30年に成長を実現し、少なくとも70年以上の歴史を持つという条件を満たす以下の15社に共通している成功の法則を解明する」という。