藤本隆宏は、業界をオープンとクローズ、製品をモジュラーとインテグラルに分けた。
しかし、実際には、乗用車や工作機械は、オープン/クローズ的な側面もある。また、モジュラーも、当初、水平分業等で、背景にあった、スピード対応やスケールメリットだけでなく、複雑化対応や摺合せ不可のための「第二モジュラー」もあるだろう。また、藤本の分類では、オープンでインテグラルは無いが、実際には、官公需IT等は、ここに入るのではないか。更に、複雑で高度なシステムでは、オープンかつモジュラーといっても、PC等とは異なる、EUV露光機もこちらであろう。