3月は人事異動の季節である。各社の新トップや役員、部長級の昇格が日経新聞の人事欄に掲載される。流石に、最近は、もはや同年代から、後輩の世代になってきた。知った名前も少なくなったが、むしろ、理科大MOTの教え子の昇進や栄転を嬉しく思う。社長人事も、指名委員会によるケースが増えているが、多くは妥当なものだろう。ただ、役員以上は、実力以上に巡り合わせ、天命による場合も多く、それが、個人的に幸福か、あるいは、苦難の道になるかは、分らない。トップになるよりは、むしろ、No2か3で、実力を発揮できる地位の方がいい場合もあるかもしれない。
さて、その中で、意外なトップ人事は、トヨタとカシオ計算機であった。