去る2月10日に日清紡HDの通期決算説明会がオンラオインで開催された。村上社長、HD専務のJRC小洗社長、HD常務で日清紡マイクロデバイス社長の田路氏、HD取締役の馬場氏、石井氏(ブレーキ社長)、塚谷氏が参加。村上社長による決算概況の後、今回は、無線通信事業について、JRC小洗社長がプレゼン。
2022年業績は売上5161億円、OP206億円、NP242億円、デバイスが大きく貢献。無線・通信は、減収減益、部材不足もあり、マリンは増収増益。デバイスは、半導体がスマホとPCは減速だが、車載や産機が好調で、円安効果も大きい。マイクロ波も好調。
2023年は売上5570億円、OP240億円、NP180億円、為替130円/$で、1円円安でOP3億円のプラス。デバイスは減益だが、他は全て増益の見立て。無線・通信は、防災などが牽引、モビリティも期待。デバイスは、車載向け堅調、電源ICとオペアンプ、また、ソリューションプロバイダとして新たな成長摸索。ブレーキ黒字化。精密機器も増益。
無線・通信事業では、ビジョンと方向性が示された。