地球上の人工物が、2020年に自然物を上回ったらしい。ネイチャーの2020年12月に掲載された、イスラエルのワイツマン科学研究所Ron Milo教授らの研究によると、「地球の生物量の質量と人工物の質量(人類によって生産された非生物固体の質量)に関して、1900年から現在までの変化を推定している。人工物の質量=人為起源物質量(anthropogenic mass)は、20世紀初頭には全球の生物量の3%だったが、約120年を経た2020年に、全球の総生物量を上回る」が示された。「人為起源の廃棄物量を含む全人為起源物質量は2040年までに3テラtを超え、地球上の生物量(乾燥重量)のほぼ3倍に達する」と予測されている。Nature ハイライト:人工物の質量が生物量を上回る | Nature | Nature Portfolio (natureasia.com)
あまりに壮大な話で、理解を超える面も多いが、カーボンニュートラル、海洋プラスチックごみ、自然災害(あくまで人間にとって)増加、等々、関連はあるだろうし、見えざる負債や見えざるコストが増えてくるだろう。その中で、経営やビジネスモデルの常識も変わるだろう。