長年、総合電機の課題と向き合い、経営重心論で、事業の広さや経営スピード等の定量化に取り組んできた。ポートフォリオの最適化は、まさに経営重心論で可能になる。最近は「総合」の問題点をプラットフォーマモデルで克服できる可能性も指摘した。その実例が日立のLUMADAやソニーもそうだ。東芝の島田社長による再生も同様だ。段階に応じて「変態」せよ 日本企業再生は可能か - 日本経済新聞 (nikkei.com)
本来は、株式市場が発達し、独禁法が厳しい米国では、「総合」「コングロマリット」は投資家には評判が悪かったが、GAFAは、新たなコングロマリットである。まさに、プラットフォーマモデルの中で、多様な事業を、データで繋ぎ、成長してきている。
最近、著名投資家のウォーレン・バフェットが、総合商社に注目しているらしい。そもそも、総合商社は日本に固有であるが、ゼネコンも「総合」土建業である。電機ではダメだった「総合」が商社でいいのは何故か。ウォーレン・バフェット氏からの宿題 商社は情報戦時代に輝けるか - 日本経済新聞 (nikkei.com)