去る5月12日に、東芝の決算説明会がマスコミ投資家アナリスト合同でオンライン開催、プレゼンは平田CFOが中心に、次期CFOの松永氏が対応した。マスコミからは、非上場化に関して、CFOからは、答えようがない無意味な質問が多い。ただ、今回、平田CFOは退任であり、アナリスト、マスコミからも、労いのコメントが多かった。
思えば、2015年に東芝テックからCFOに就任以来、その間、社長は、田中→室町→綱川→車谷→綱川(畠澤)→島田と6名は最多、主要事業の売却は、メディカル、メモリ、PC、WH、家電、など、過去最大、不正会計問題や、GC注記もあり、記録的な御苦労であろう。同時に、IR活動では、開示も大きく進んだ。
色々、残念なことはあるが、そうした中で、真摯に、株主や市場関係者と対峙されてこその、マスコミからすらの労いだっただろう。