WSTS は 2023年6月6日、2023年春季世界半導体市場予測を発表、CY2023は前年比、10.3%減の515095億ドル、2022年11月秋季予測の4.1%減から、下方修正、2019年以来4 年ぶりマイナス。ICでは、13%減。CY2024は、全体で11.8%増、ICで13.9%増。過去のシリコンサイクルの比較では、ITバブル崩壊よりは、マシであり、リーマンショック程度、コロナショックよりは悪い。
なお、OMDIAは2023年5月22日に、7.5%減と予測、証券アナリストは概ね二桁減、自身も、半デジ会議でも以前から二桁減と主張しており、それほどサプライズは無いであろう。なお為替は、2022年は131.4 円/$、2023 年以降は132.4円/$前提
興味深いのが、日本市場で2022年は+31.7%、金額で約6.3兆円から、2023年は自動車が下支え、+1.9%とプラス成長、約6.4兆円、2024 年は+7.8%、約6.95兆円、ほぼ7兆円である。この統計ベースでは、日本市場は、2021年に7%だったが、2022年に8%台、2023年から9%台に回復している。