経営重心論でジャパンストライクゾーンの右上は、日本では、スケールできず、スピードが追いつかない領域、左下は、日本的な摺合せでは難しい領域だ。右上は、オーナー系部品メーカーのように、トップダウンで臨機応変にやるしかない。左下は、天才的なアーキテクチャによるトップダウンか、第二モジュラー(簡単なモジュラーではなく、原発や宇宙衛星基地など長期に亘り使用せねばならず、かつ、複雑すぎるシステムを、デジタルツインにより、シミュレーションしながら、設計製造保守する)しかないだろう。露光機も、かつては、日本的な摺合せで対応できたが、EUVLになると、この第二モジュラーしかない。ジャパンストライクゾーンは、スケールが難しく、モジュール設計もせず、摺合せ、時間をかけ、勘と経験で対応する領域ともいえ、それが日本の産業の成長が難しい本質でもある。