マスコミは日経平均史上更新に湧いているが、その中で、2月14日に、財務省は、GX経済移行債の10年債入札を、ついに、初めて実施した。環境貢献度の高さを重視した「グリーニアム」高価格(低利回り)は発生したが、利回りは通常債を0.005%下回るも、市場予想の0.06%ほどにはならなかった。14日は発行予定額8000億円に対し、金融機関から2兆3212億円の応札があったが、27日にも5年債で8000億円の入札の予定がある。GX債、熱狂なき滑り出し 緑のプレミアムは期待届かず - 日本経済新聞 (nikkei.com)
GX経済移行債は2050年の温暖化ガスの排出実質ゼロの実現に向け、政府が企業の脱炭素の取り組みを支援する資金を調達するため発行する新しい国債だ。23年度は総額1.6兆円を発行し、10年間で20兆円規模の発行を予定する。