坂本幸雄さん急逝をようやく各紙が報じている。しかし、国内各紙より、海外の方が大きく取り上げ、国内主要紙でも、事実を知らない方が多かったようだ。
国内半導体に巨額な資金が投じられ、これだけ話題になるのを、皮肉と捉えるよりは、坂本幸雄さんの念や努力が通じたというべきだろう。
坂本幸雄さんの、これまでのメールを、𠮟咤激励、アドバイス、あるいは、遺言と考え、下記に一部を紹介したい。2020年から2024年2月13日まで、計2.9万字に及び、内容は半導体が中心だが、多岐にわたり、まさに、我々への遺言である。示唆に富み、参考になるので、少し紹介する。