野村総研時代からイノベーションに関して研究を続けている。学会にも入っており、MOTでも多くの科目を創設、国際比較やイノベーションを支える、教育制度、金融、文化、政治などについて考え、シンポジウムも開催、学会発表もしてきた。最近は、イノベーションの阻害要因について、深堀をしている。
イノベーションは、本来、リスクがあり、成果やリソース等が、計画通りにいくものではないだろう。しかし、資金や人員などリソースを使う以上、計画も必要である。大学での科研費などの申請や、NEDOプロジェクトでも、期待される成果や応用分野を記述し、必要な設備や人員、そして時間などコストを見積もり、それをステージゲートでチェック、修正すべきところは修正していく。