この5月末から6月上旬にかけ、総務省経産省開催のデジタルインフラ会議が開催され、有識者委員として参画、積極的に議論をした。慶応大学の村井純先生を座長に、東大江崎先生、ソフトバンク宮川社長、IBM森本CTOなど素晴らしいメンバーである。生成系AI時代に、データセンター(DC)を中心に、5Gや6G基地局や光ファイバー網のデジタルインフラのあるべき姿、カーボンニュートラル観点から、電力網などとの関係、国家安全保障やレジリエンス、地方活性化や街づくりの観点が議論された。拙著「デジタル列島進化論」で分散DCを都道府県に1カ所、50以上設置を主張していたが、宮川社長のプレゼンでは47都道府県に1つ置き、信号、河川管理、上下水道など日本国のインフラをデータと推論エッジAIで管理することが必要だと示されている。村井先生の資料では更にAI-DCを数百、1000以上とある。
総務省|デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合|デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合(第6回)配布資料 (soumu.go.jp)
総務省|デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合|デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合(第7回)配布資料 (soumu.go.jp)
総務省|デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合| デジタルインフラ(DC等)整備に関する有識者会合(第8回)配布資料 (soumu.go.jp)
会議ではAI-DCをAIファクトリーと称したのは至言である。AIファクトリーが日本の未来を。