先日7月19日に世界中で起きたシステム障害は、インターネットやクラウドのリスクを再認識した。
大規模IT障害、クラウド型の最新セキュリティーに死角 - 日本経済新聞 (nikkei.com)
原因は、ウィンドウズ搭載のコンピューターにあるセキュリティー大手米クラウドストライク社のソフト「ファルコン」のアップデートが原因であり、「ファルコン」がクラウドを通じ企業等の端末やシステムを常時監視するソフトであり、クラウドを通じてあらゆる端末とつながっているため不具合が拡散したようだ。大規模システム障害 1社の綻び、バグ拡大で世界がまひ - 日本経済新聞 (nikkei.com)
これが、手術や戦争中であれば、悲劇である。再度、インターネットやDCのあり方を考え直すべきだろう。幸い、生成AIでは、学習はクラウドで行い、推論は、レイテンシの観点や、再生可能エネルギーを利用する利点もあり、エッジDCでユーザーに近いところに置く傾向となっている。