インテルの2024年7~9月期の決算は最終赤字2.5兆円だった。過剰投資の製造設備の減損31億ドル、モービルアイの暖簾償却、繰延税金資産取崩99億ドル、従業員15%の1.5万人の28億ドルのリストラ費用で赤字が膨らんだ。ファウンドリ部門は赤字が3倍に膨らみ、58億ドルと厳しい。株価は構造改革一服と見て反発した。インテルの7〜9月決算、過去最大の2.5兆円赤字 巨額減損響く - 日本経済新聞
インテルはダウ平均構成銘柄から外され、代りにNVIDIAが採用された。インテルは99年から25年ダウ構成銘柄だったが感慨深い。ダウ平均、NVIDIAを構成銘柄に採用 Intelは除外 - 日本経済新聞
80年代の見事なDRAMからCPUへの転換、90年代にはPC向けにMSとWINTEL連合で黄金期を築いた。インテルの素晴らしい点は、CPUやフラッシュメモリ等の技術開発だけでなく、ユニークなビジネスモデルを開発したことである。