内外で、庶民の暮らしの厳しさが予想以上であり、そこに地域間や世代間格差がある。日本では、会社では、年功序列からジョブ型、少子高齢化で年金不安がある中で、本来は最も活躍すべき、35歳から55歳、ミドルマネージャーたちが厳しい現実に直面し、ヤル気を阻害されている。
世代別に生きてきた期間のGDP成長率と失業率が異なり、それが自身の無意識の価値観になっているだろう。高度成長期なら明るく成長志向になるだろうし、低成長ばかりなら成長志向は難しい。今、元気なのは70歳以上が多いのも、そういう背景もあろう。