子供は遊びやゲーム、スポーツを通して、ルールやチームワーク、リーダーシップを学ぶ。人生ゲームや双六、将棋や碁は、それ自身も面白いが、ルールが重要だ。
頭の良い子供は将棋や碁の天才となるが、自分は、天才でなかったせいか、将棋や碁の定石を勉強するのには関心がなく、そのルールを変更したら、局面がどうなるかに関心があった。将棋のマス目を9×9でなく、増やしたら、とか、駒の数を倍にしたら、とか考え、それで遊ぶことが、より楽しかった。特にワクワクしたのは盤面を遮り、通常の初期の駒の並べ方でなく、自由に相手に見えないように布陣を考え、勝負開始に、お互いの駒の布陣を見せて、戦うとか、である。鬼ごっこや、その類である「泥棒と警察」なども、色々な新ルールを取り入れ、同級生を楽しませていた。
そういう性格のせいか、授業での演習やグループワークでも、様々な遊びルールを入れて、社会人学生に楽しみながら学んでもらっているつもりだ。また、生成AIに対しても、答えられないような問題を出して、遊んでいる。