エフィッシモなどアクティビストが保有する銘柄が注目を浴びているようだ。コニカミノルタ、リコー、タムロン、日産などであり、株価が急騰するケースもある。大平洋金属、メルコホールディングス、関東電化工業は乱高下した。コニカミノルタ、ファンド圧力は劇薬か 3週間で株価4割高 SCORE - 日本経済新聞 日産、日産車体との親子上場解消の試練 アクティビスト狙い撃ちか 落合修平 - 日本経済新聞
アクティビストが100%悪いわけではなく、親子上場解消はじめガバナンス見直しや業績改善に繋がる場合もある。他方、配当を増やすなど株主還元要求など短期目線の場合は問題だ。最近さらに懸念すべきは、ウルフバック戦術といわれる、複数の投資家がひそかに協調して株式を買い集め、時機をみて一気に経営権の奪取狙った企業を買い上がるやり方である。三ツ星が対象となり摘発された。2000年代に米国などでみられ、日本でも近年似た動きが目立ち始めた。日本は米国などに比べ、大量保有報告制度違反への当局の取り締まりが緩いとの指摘もある。「オオカミ株主」けん制 株の保有報告違反で初摘発 - 日本経済新聞