WSTSが12月3日に半導体市場予測を発表した。世界半導体市場統計(WSTS) 今回は11月19日~21日の3日間、米サンディエゴで開催されているので、トランプ圧勝後だが、どう織り込んでいるかは不明である。8月か9月までの実績は織り込んでいるだろう。前回春の5月予測から全体市場は2024年6110億ドル(16%増)→6268億ドル(19%増)、2025年は6874億ドル(12.5%増)→6972億ドル(12.3%増)と上方修正。ディスクリート、光はマイナスで下方修正、センサーはマイナスだが上方修正。アナログはマイナスだが上方修正、マイコン、ロジック、メモリはプラスで、上方修正。メモリは75%増から81%増である。好調はメモリとロジックみであり、これまで以上に二極化が進んでいる。