30日 9月 2016
27日14時より堀場製作所(以下、HORIBA)が初のIRデーを、琵琶湖畔の「HORIBA BIWAKO E-HARBOR」(大津市苗鹿、最寄りは比叡山坂本駅)で開催した。内容は、びわこ工場見学会と自動計測事業説明会、および懇親会。14時半より、斉藤副社長の挨拶の後、工場長の西村氏による説明、14時50分~16時で見学(HORIBA BIWAKO...
29日 9月 2016
日立、東芝、三菱重工の原子力事業が、燃料事業の統合に向けて動き出し、原子炉再編に波及する可能性があるようだ。日経新聞が報じた(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28I8C_Y6A920C1MM8000/)。...
27日 9月 2016
西宮の指月電機製作所(以下、指月)を訪問、本決算のフォローと、村田との提携も含め、中期の経営戦略について、議論した。http://www.circle-cross.com/2016/09/16/2016年9月16日-指月電機製作所が村田製作所と提携/ 村田との提携発表 今回の提携発表で、問い合わせは、内外でかなり多かったという。三菱電機など既存の大株主からも、好意的に受け止められている模様。...
27日 9月 2016
8月8日の1Q決算に参加できなかったので、フォローアップと、昨今の半導体FPD市況の意見交換なども含め、京都の本社を訪問した。...
27日 9月 2016
iPhone7/7+ vs ギャラクシーノート7のスペックを比較してみた。単純なスペック比較では、iPhone7を意識していたこともあり、ギャラクシーノート7が優位だが、全体的なバランスは、iPhone7で、設計思想が優れている。さながら、「ゼロ戦」(実際は、「5」くらい?)と「グラマン」であろうか。ノート7のスペックは、詰込すぎであり、アップルを意識しすぎたのか、機能スペック面を優先し、全体バランスを欠いている(かつての日本のメーカーのようだ)。 ノート7は、問題発生後、10月再販だが、 交換後でも、異常放電があり、致命的である。もともと1200-1400万台との話もあったが、既に250万台がリコールであり、1000万台を割り、700万台との話もある。7-9月は、600-700万台(7月250万台、8月500万台生産か)出荷は、半減以下だろう。ただ、サプライチェーンの複数の部品メーカーの話では、現状、大きな変化はないようだ。
26日 9月 2016
既に新聞その他で報じられているが、サムスンのOLED搭載旗艦モデルであるギャラクシーノート7が、電池爆発事故を起こし、リコール、サプライチェーンも混乱している。8月19日発売開始だったが、その後2週間で爆発、類似事故も起きている。充電中か、充電ケーブルを抜いた際に爆発したようだ。まだ原因は不明だが、また、しかし、交換後の安全対策済の端末も異常放電を起こしたそうであり、混乱度合を増している。 OLED化が遅れている日本パネルメーカーは、追いつくチャンスであり、LCDの生き残りが長引くかもしれない。大きなチャンスだが、OLED化のアクセルを緩めるべきではないだろう。
26日 9月 2016
「NewsPicks」のプロピッカー(全体は100人、小生は電機業界専門)として1年が経過した。電機業界専門(当初は電機・自動車)は5~10人だが1年続いているのは少なく、他分野も含めて長い方となった。 また、NewsPicks(以下NP)を運営しているユーザベースが、10月21日に、マザーズ上場することになった。http://jp.reuters.com/article/idJPL3N1BS0EM...
23日 9月 2016
AI・ビッグデータの可能性と、また、AIを通して人間や人間活動を考察するために、8月22日にアンケートをブログの読者にお願いした。1か月が経過したので報告する。残念ながら、質問が実は難問であり、質問内容が分かり難かったせいか、回答数が少なく、統計処理できるレベルではなかった。特に、質問2が曖昧であり、お詫びしたい。ただ、回答頂いた方は、詳細に理由やコメントを頂き、1万の無意味なアンケート調査より参考になった。心より、感謝したい。 質問1:同じアルゴリズムのAI同士が戦ったら、ゲームでどうか 将棋 A:先手か後手か 先手60% B:ランダムに勝敗になるが、長い期間だと、先手も後手も同率50%に収束 30% C:収束しない 10% D:その他 0% 碁 A:先手か後手か 先手50% B:ランダムに勝敗になるが、長い期間だと、先手も後手も同率50%に収束 40% C:収束しない 10% D:その他 0% 同じアルゴリズムと言っても、そのアルゴリズムによる、との意見があった。また、将棋、碁とも、Aでも、「先手必勝」で、後手という回答は無かった。碁の場合の方が、収束するという回答が多かったのが興味深い。 質問2:AIは麻雀の名人に勝てるか? 勝てる 40% ①AI1vs名人3の場合 30% ②AI2VS名人2の場合 20% ③AI3vs名人1の場合 30% 名人20% ただし、現状では、名人の顔色や雰囲気は見ない。名人同士も別の部屋から打ちどれがAIかは分からない。 こちらは、「勝つ」という定義が曖昧であり、また、①~③の設問も不明であった。そもそも、徹マンの場合などは、人間は疲れてくるので、AIが有利かもしれないし、名人の組合せもいろいろだろう。これは、ほんの参考程度、むしろコメントが参考になる。分かり難いい質問を解釈して丁寧に答えて頂いたが、いつかは勝てる、が、棋譜のようなものも少なく、そもそも勝敗が偶然の要素が大きいので、AIが学習するのに時間がかかる。4人のうち、AIが1-3人、名人が3-1人、の場合分けでは、意見が分かれた。 なお、私の意見は、下記である。 将棋・囲碁は、B(同じアルゴリズムなので長時間では収束する)。 麻雀は、(将棋や囲碁のようには)勝てない(理由は、棋譜のようなデータが少なく、人口が少ない上、勝敗が運で決まるので、AIが学ぶのに、より長時間の大量の多様なデータがいるが、その必要なデータ量の閾値を超えない、なお、AIは、③>②>① で勝ちやすい、AIはいくつあっても似通ってしまう)。 以下、回答頂いた方のコメントである(略) いずれにせよ、麻雀以上に運の要素や複雑な経営をAIがするのはだいぶ先の話だろう。
22日 9月 2016
iPhone7発表後2週間、発売1週間を経て、市況や評判等が明らかになってきた。主観的だがiPhoneファンの家族の意見(7の32GB、+でない)では、①ホームボタンは慣れれば気にならない(触った感じでは物足りない)、②防水は嬉しいが風呂で使うようなことはない(実験は断られた)、③デザインは角ばっている方が「らしくて」良かった、④イヤホンは面倒で差したまま、⑤デュアルカメラはそれ程でもない(一眼ユーザーだからか、映った感じは違いわからず)、⑥メモリサイズも32GBで許容範囲、である。 CY2016年の出荷は8000万台前後だが部品と歩留まり次第 CY2016出荷は、8月頃は9000~9100万台(7が70-80%、+が20-30%)、A10チップで8000万台との情報、直前では部品不足で7100~7200万台、更に防水対策による歩留まり低下から6800万台との見方も出ていた。A10チップも7000万台との見方もありTSMCも警戒していたようだ。 しかし、発表後は、出足好調から、8000万台を超えるとの見方も出ているようであり、部品供給や歩留まり次第となりそうだ。前評判と異なり、ファンにとっては待望だった面もあり、機能面で優れており、また、サムスンのギャラクシーノート7の電池爆発の影響もあるだろう。 LCDパネルが、スマホ向けTV向け共にタイト化、値上がりへ デバイスでは、パネルの不足感が強い。中国スマホメーカーがOLED採用を進めようとしたものの、上位メーカーでも、調達が確保できず、薄型でOLEDとサイズ等がコンパチのLCDに需要が殺到している。 全体的にデバイスはタイト OLED、LCD以外もデバイスは概ねタイトだ。ただ年末にかけ、サプライチェーンが全般に混乱しており、見極めが難しい。 8月の月次は各社過去最高 こうした状況を受け、特にiPhone7/7+発売前であり当然ではあるが、各社の8月月次は好調である。 TSMCは過去最高、鴻海は8月としては過去最高だという。 iPhone7のコスト推計 今後のデバイス市況や、歩留まり、一部、報道があった鴻海などEMSの値上げ如何でもコストは変わってこよう。
19日 9月 2016
ネット時代において、プラットフォーム戦略が重要であることはいうまでもないが、日本企業が弱いところでもある。 TRON、SHマイコンも難しく、コモディティーで頑張るしかないとの諦観があったが...