カテゴリ:2020年7~9月



30日 9月 2020
9月に入り、特に、ファーウェイ禁輸など、米中問題が話題を呼んでいる。また、コロナ禍では、withコロナ、アフターコロナが、テレワークやDXと関連して論じられている。 しかし、重要なのは、米中問題とコロナ問題を同時に考察、分析することである。なぜなら、両方とも、サプライチェーン問題でもあるからだ。...
30日 9月 2020
NTTがドコモを完全子会社化した。https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64352350Y0A920C2MM8000/ すでに、多くの報道が出ているが、背景は、①親子上場解消、②5Gに向けIOWN(無線と光通信)やIoT対応強化、③米中摩擦の中で国際競争力強化、④スマホ値下げ対応、⑤スマホ3社の中でドコモの収益が伸び悩み対応等、当然の成り行きだろう。公正取引委員会も問題視していないようだ。...
30日 9月 2020
東芝がシステムLSI撤退を決めた。開発コストに見合うだけの収益性が見込めず、米中摩擦やコロナ禍で先行きが不透明で判断したという。http://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/news/20200929_1.pdf...
29日 9月 2020
キオクシアが9月28日に上場延期を正式に発表した。既に日経ビジネスが9月27日に米中摩擦で業績悪化などが理由と報じている。https://www.kioxia.com/content/dam/kioxia-hd/jp/ja-jp/news/2020/20200928-1.pdf...
20日 9月 2020
ソニーが9月10日16時より、マスコミとアナリスト投資家向けにESG/テクノロジー説明会をWEB開催、参加した。最初に、吉田CEOが挨拶、簡単に、宇宙感動体験事業の探索として、小型光通信実験装置「SOLISS」の紹介、リアリティ、リアルタイム、リモートの3R技術では、分散型センシング技術をアッピール、ESGに関連しては、農業の紹介。続いて、勝本CTOが技術の紹介、あとはESG。質疑はややESGが目立った。技術でもESGでも多様性が強調された。
18日 9月 2020
ESGに関連して、サステイナブルファイナンスなど、より長期の地球規模で、良い企業に投資をしようという流れであり、結構なことだ。...
18日 9月 2020
経営重心の概念は、企業や事業には、物理の固有振動数同様の、固有なサイクルと固有なボリュームがあるという前提をおき、固有周期、固有桁数と定義し、そこから、事業ドメインの広さや事業ポートフォリオ、企業文化まで論じ、分析するものである。企業や事業だけでなく、国家にも、同様の議論が展開できるかもしれない。今回は、色々なサイクルについて少し考えたい。 ルールのサイクル 企業におけるトップの交代サイクル(以下、経営重心では周期という言葉で議論してきたので、そのまま周期というが、同じ意味で、周期というより、サイクルという方の語呂がいいので、同意で使う)は、6-9年であり、企業の固有周期に近い場合は多いが、安部政権は8年であり、総理のサイクルとしては、長い方だった。政権が交代すれば、政策も変わり、官界、財界の人脈も変わり、それと相互に影響し合って、ルールも変わるだろう。日本でも世界でも、ルールのサイクルは5-10年だろうか。 可変周期、乱期  それでも、そうした環境のサイクルがある程度、固有であれば、いいが、困るのが、小説「三体」でもテーマとなっている乱期ともいうべき可変サイクルであり、頭も体も心も適応できない。
18日 9月 2020
 東京都のコロナ陽性者数も一段落したかと、しばらく、チェックしていなかったが、久しぶりにチェックすると、ピークアウトはしたものの、燻っている状態が続いている。ソルバーロジスティック曲線では、9月上旬までは、新規も累計も、予想の点線上にあったが、明らかに外れてきている。...
17日 9月 2020
長年アナリストをやってきたが、要は予想屋であり、その打率が評価を分ける。新規事業、新製品開発、M&Aでも、打率で論ずることが多い。...
17日 9月 2020
去る9月12から13日にかけ、MOTでグラデュエーションペーパーの中間発表会を行った。構想2年、準備1-2か月だったが、成功裡に終わったと認識している。  今回、二つのチャレンジを同時に行った。 第一は、助言委員会の導入であり、産官学のトップ級の方を多数招いた。...

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