30日 9月 2023
研究費は広く配分すべし、「選択と集中は間違い」だったとい筑波大の研究成果が注目を浴びており、研究者からは好評のようだ。〈データで見る研究力〉競争的資金、筑波大が分析 - 日本経済新聞 (nikkei.com)...
30日 9月 2023
防衛予算その他、財源確保もあり、政府保有のNTT株売却に関連し、NTTを巡る議論が沸騰している。8月頃から、自民党で検討が始まった。NTTの完全民営化案検討チームの座長に甘利明先生を起用、増税以外の防衛財源の確保策を検討する党内の特命委員会(委員長・萩生田光一政調会長)にプロジェクトチームを設置した。防衛財源の確保だけでなく、NTTの国際競争力を高める視点を重視して党内議論を進める。NTT完全民営化を議論、自民党PT座長に甘利明氏を起用へ - 日本経済新聞 (nikkei.com) 既に多くの議論や報道がある。論点は、ユニバーサルサービス(全国サービスと低廉多様なサービス)と研究開発(国際競争強化と国家安全保障)、そして株価対策である。
30日 9月 2023
台湾有事、ウクライナの侵攻もあり、防衛予算増加の中で、防衛に関する記事が多い。定年引き上げ等も含め、自衛隊員の待遇改善の政策もあるようだ。人的支援以外に重要なのは技術力強化であり、防衛産業の育成である。防衛装備品については、輸出促進に制度改正のようだ。
30日 9月 2023
円安が進んでいる。BISが9月21日に発表した8月の実質実効為替レート(2020年を100)は過去最低の73.19となった。これは1970年の73.19を53年ぶりに下回り過去最低である。つまり、当時の1$360円以下ということだ。円の実質実効レート、過去最低に 1970年を下回る - 日本経済新聞 (nikkei.com)...
30日 9月 2023
ようやく、DRAMに続き、NANDも底打ちのようだ。最近のマイクロン、サムスン、ハイニクスの決算を受け、アナリストの見方も変わっている。中国等からNANDを値上げしても買うという傾向もあるようだ。もっとも各社で営業赤字率60-80%もあり、キャッシュコスト割れであるため、それを回避するという程度ではある。DRAMはチャットGPTに使うエヌビデアのプロセッサでHBMを使うため需給が改善するが、これにもNANDは使う。もしかしたら、台湾有事や朝鮮半島リスクもあるかもしれない。台湾有事では、台湾本島のNAND生産は少ないが、中国では各社の工場もある。
21日 9月 2023
ネットワーク科学の魅力に取りつかれている。何せ、自然科学、社会科学、人文科学と適用範囲が広く、その定量的な結果がしっくりくる。ゼミの学生も同様らしい。色んな話題をネットワーク科学用語で語り合う程である。 中でも、次数相関は面白い。次数相関は「次数の多い人ほど次数の多い人と結びつく」という傾向である。
21日 9月 2023
今年も、研究イノベーション学会に自身で5本、学生は、秋入学2年生7本、春入学2年生17本(うち1名が2本)、秋入学修了生1本と計25本を発表するため、20日に、約6000字程度の予稿、A4で6枚程度のものを提出した。...
19日 9月 2023
前工程での短TATにおいて重要なことは稼働率をフルにしないことであることは、業界常識であり、個々に技術的には研究されているが、半導体工場の最適稼働率とTAT関係式は見当たらない。 しかし、西成による渋滞学...
19日 9月 2023
機械学習等のAIデータには、INPUTされるデータとAI生成によるデータもあるが、過去の営業秘密やレシピ等と多くの点で異なる。これまでのデータはコピーされれば、キャッチアップが容易であるが、ビッグデータはどんどん増え、先に集めた方が優位であり、先行者メリットが存在する。また、これまでのデータは、初期条件で不変、アルゴリズムに依存せず、再現性もあるが、後者は初期条件でも変わるため再現性はなく、アルゴリズムとの組合せでも多様に変わる。
19日 9月 2023
経営重心論でのジャパンストライクゾーン (以下、JSZと呼ぶ)の中心概ね固有周期6年、固有桁数6を原点とし、再マッピング、アーキテクチャ論の4区分を重ねた。ジャパンストライクゾーンは国際競争力を失う中でも、比較的競争優位な領域である。JSZ原点からの距離と日本のシェアを示す。距離が近いゾーンでは高いが距離が10以上で急激にシェアを落としている。